年のせいかも知れませんが、オシャレ心が日増しに薄まってきているように感じます。
以前はファッション雑誌とか喜んで読んでいましたが、今はパラパラめくって流し読みしてアクビが出て終わりです。
そして、それに伴ってユニクロや無印良品で買い物をする機会が増えてきました。
衣替えの季節になるとユニクロで家族全員のインナー(冬はヒートテック、夏はエアリズム)を買いあさり、無印良品に行っては、使いやすい生活雑貨やシンプルな服を買っています。
安いからたくさん買っても罪悪感が無いし、欲しいものを欲しいだけ買えることで心が豊かになるように思うのです。
ユニクロが日本人の価値観を変えた
ユニクロや無印良品は低価格高品質ですよね。
特にユニクロは、値段が安いのに機能的なものが多く、決してオシャレではないものの、1つ1つがこだわって作られているので消費者が得られるメリットは大きいと感じます。
もしも別のメーカーでユニクロと同じ値段のインナーを探して見ると、かなり安っぽい生地で縫製も悪いものがほとんどではないでしょうか。
あの値段で生地も縫製もしっかりしていて、しかも機能性素材を使った衣料が提供できるのって、考えてみればすごいことだと思います。
ユニクロって、20年前はMA-1をずらーっと並べて売っているカジュアル衣料ショップというイメージだったのですが、うまく軌道修正して、今では世界的なアパレルブランドになりましたよね。
もしも日本にユニクロが無かったら、たぶん日本人も今のように目が肥えてなくて、いまだにブランドネームに踊らされて鴨にされるような国民性のままだったかも知れません。
最近、無印で買ったもの
最近「フレンチリネンUVカット手通しケープストール」というのを無印良品で買いました。
1枚のストールに手を通す切り込みが入っていて、さっと羽織っておくだけで紫外線対策ができます。
シャリ感があって肌触りが気持ちいいです。半袖やノースリーブで二の腕をカバーしたい時にも使えそう。
小さく畳んでバッグに入れられるので、ほぼ毎日愛用しています。
無印は「足なり直角靴下」でもそうなのですが、地味に革新的な商品がたくさんあると思います。
使ってみるとすごく良いものが多いのだけど、あまりアピールしてくれないから、良さに気付けず見過ごしている人もいるような気がします。
オシャレに興味が無くなったのは
オシャレよりも機能性や使い心地を優先するようになったのは、たぶん、私自身が年をとってワガママになったからなのかなぁと思います。
若い頃は、ムダなものを買って失敗しても「まぁいいか」で済ませられたのですが、今は1円もムダにしたくないというか、ムダにしてがっかりしたくないんですよね。
お金の問題ではなく、なんかもう、「がっかり」が嫌になってしまった。
なので、少しでも自分自身が満足できるものにこだわって、なんでも選ぶようになりました。
安くできるものは安くしたいけど、たとえ高くても、それが良いものなら欲しいとも思います。
それが1000円か1万円か、というより、「それを買うことでどれくらいハッピーになれるのか」というのが基準になっているのです。