昨日の『所さんの目がテン!』では、「衝撃!間食の新常識」というテーマで、効率的にダイエットするには間食を食べた方が痩せやすくなるという事実を紹介していました。
間食なんてダイエット中には絶対NGとされてますし、空腹をどれだけ我慢するかで痩せられるかどうかが左右されているように感じますよね。
そんな、これまでのダイエットの常識を覆すような「間食の新常識」。
甘いもの好きの私は期待を込めて番組を観てみました。
間食した方が痩せる?
今回の『目がテン』では、「間食した方が痩せやすくなる」ということを紹介していたのですが、なぜ痩せやすくなるのかというと、間食をした方が空腹を感じて食事の量を増やす「どか食い」を防げるし、血糖値の上昇を緩やかにできて痩せやすくなる、という理由でした。
ただ、間食して良いからと言って何を食べても良いというわけではもちろん無いのです。
ダイエットのために間食をして痩せやすい身体作りをするには、守るべきルールがきちんとあります。
間食ダイエットのルール
- 間食をするのは夕方
- 食べるのは200kcal以内におさめる
- タンパク質と脂質がとれるものが良い
間食を夕方にとる理由
ダイエットのために間食をとる時間は、昼食のあと4時間くらいあけて「ちょっと小腹が空いた」と感じるくらいが良いそうです。
お腹が空いていない時に食べても意味がないですし、かといってお腹ペコペコの時だとついつい量も増えて血糖値も急上昇してしまいますからね。
あくまでも、少し空腹を感じたから何かをお腹に入れておこうかな、という感じ。
おやつの間食と言えば午後3時ですが、それだとまた夕飯の時に空腹感が強くなってしまうかも知れません。
間食ダイエットの目的は、夕飯の量をおさえること。なので、夕飯に近い時間に食べておく事が大切なのです。
200kcalの間食がベスト
番組の中で、「間食は200kcal以内にするように」と言っていました。
『目がテン』の実験に参加した人達は30gのナッツ類を間食として毎日食べていたのですが、それを食べる事で、夕飯の量が普段よりだいぶん減っていたのです。
実験中だから意識して食べなくしていると言うよりは、「頑張ってもこれ以上食べれない…」って感じだったので、やっぱり間食したことで空腹感がなく、だから食欲もあまり出ないのだということが分かりましたよ。
間食ではタンパク質と脂質をとって
間食ダイエットで食べるものは、実験のように30gのナッツ類でも良いと思うのですが、さすがに毎日だと飽きますよね。
番組では特にナッツ類に限定しているわけじゃなくて、タンパク質と脂質が含まれているものを選べば良いと言っていました。
なぜ、タンパク質と脂質かというと、胃の中に長くとどまるために空腹を感じにくく、血糖値の上昇も緩やかになりやすいからだそうです。
この実験は4人の男女に2週間の期間で行なわれていたのですが、なんと全員体重が減ってウエストも細くなっていたんです。
特に無理する事なく、ただ間食するだけで痩せられるって、こんなラクなダイエットが今まであったでしょうか…
間食に適しているもの
ということで、ダイエットには間食が良いということは分かったのですが、何を食べるのか、何を食べれば良いのか、気になりますよね。
番組で紹介されていた間食に向いている食べ物は、シュークリームやチーズケーキ、ビターチョコレートなどです。
いずれもタンパク質と脂質が豊富で、200kcalの範囲内で食べる分にはダイエット効果があるそうですよ。
ちなみに、おまんじゅうやおせんべいなどの和菓子はヘルシーなイメージがあるのですが、脂質が少なく、あまりダイエットには向いてないそうです。
和菓子に使われる小豆は身体に良いと言われてますが、ダイエットにはイマイチみたいですね。
いかに空腹を抑えるか
間食ダイエットの基本となっているのは、「空腹感をいかにして抑えるか」ということです。
お腹が空で空腹感が強い時に食事をすると、量もたくさん食べたくなりますし、血糖値も急上昇して「太りやすい身体」になってしまいますからね。
間食は3度の食事にカロリーを上乗せすることになって、ダイエットにはどうなんだろうと思っていたのですが、夕飯を減らすためなら納得できます。
私もこれからは夕飯の食べ過ぎを防ぐために、夕方の間食を取り入れてみようと思います。