「ナッツを食べると健康に良い」と、最近よく聞きますよね。
私も去年くらいからナッツを意識して食べるようにしているのですが、「一体どれくらい食べれば良いんだろう?」って、最初は疑問に思っていました。
そこから、どうせ食べるなら「最適な方法」を選ぶのが良いだろうということで、ナッツについて徹底的に調べたことを、今回は記事にしておこうと思います。
ナッツを食べる時に種類は何でも良いの?
どれくらい食べるのが理想的?
そんな風に悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
ナッツの「健康・アンチエイジング効果」
ナッツは、ビタミンや食物繊維、ミネラルなどを含んでいて、美容にとても効果的。ダイエットや美肌作りに最適の食材として有名です。
その上、ナッツを食べ続けると血管が柔軟になるため、皮膚や筋肉、臓器が老化するのを防いでくれて健康効果も高いのです。
血管の柔軟性が低いと「血管年齢」が高くなり、見た目にも老けた印象になるといわれています。
血管は外から治療することが難しいですから、ナッツのような食材を積極的に食べることが大切なんですね。
健康効果のあるナッツの種類と食べる量
血管年齢を若返らせて、健康効果も高いと言われているナッツは、アーモンド、クルミ、ピスタチオの3種類です。
血管の柔軟性を高めてアンチエイジング効果を保つためには、ナッツを1日25g食べるのが理想的だと言われています。
25gが何粒くらいなのかは、ナッツの種類によって違いますので、ここからは種類別に解説していきますね。
何粒で25gかはナッツの種類で違う?
アーモンドの健康効果と食べる量
- 体内の老化物質を減らす
- 細胞の酸化防止
- 糖の吸収をブロック
- 血中コレステロールを改善
- 便秘改善、美肌効果
アーモンドはミネラルがバランスよく含まれていて、食物繊維もナッツで1番多いです。
血管の壁が硬くなるのを防ぎ、柔らかさを保ちます。
食べる量は1日25粒となっています。
アーモンド25粒と聞くと多く感じるかも知れませんが、お料理やスイーツなど食材として幅広く使えるので、毎日の食事には取り入れやすいです。
細かく砕いてサラダにふりかけたり、酢豚や炒め物などの中華料理に合わせるのもオススメですよ。
私は、塩味のついたものをボリボリ食べるのが好きです。
クルミの健康効果と食べる量
- 細胞膜を柔らかくする
- 血管の炎症を防ぐ
- 糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクを下げる
- 脳のアンチエイジング
- 美肌効果
クルミは健康効果の高いαリノレン酸がナッツの中でも最も多く含まれていて、柔らかい血管細胞を作ることができます。
食べる量は1日8粒です。
1粒ずつが結構どっしりしているので、数は少なめで良いんですね。
そのまま食べると甘みに飽きてしまうこともあるので(私はクルミが1番食べにくく感じました)、パンやヨーグルトなどに合わせて、食感を楽しみながら食べるのがオススメです。
ピスタチオの健康効果と食べる量
- 血管を拡張させ血圧を下げる
- 目の老化を防ぐ
- 疲労回復
- 悪玉コレステロールを減らす
- メタボリックシンドロームのリスクを下げる
ピスタチオは、オレイン酸とカリウムの効果で血管を柔らかく保ってくれます。
食べる量は1日50粒と、一番多い数になります。
ただ、ピスタチオは「ナッツの女王」と呼ばれるほど美味しいので、量は多いけど食べやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。
ペーストにしてアイスやケーキに合わせて食べるのも美味しいですし、他のナッツ類よりバリエーションが楽しめると思います。
私はピスタチオが一番大好きですよ♡
ナッツは太る?
50粒とか25粒とか聞くと、こんなに食べたら太るんじゃない?と、心配になりますよね。
私もダイエット中なので、いくらアンチエイジングができるといってもカロリーがすごく気になります。
そこで、それぞれのナッツの25g分のカロリーを調べてみました。
アーモンド 145kcal
クルミ 164kcal
ピスタチオ 142kcal
そんなに「カロリーがすごい!」ってほどではないものの、ダイエット中の人はナッツを食べる分だけ他の食事を調節した方が良さそうですね。
ちょっと食べにくい…
私自身、経験して感じたのですが、ナッツってたまに食べるなら美味しいけど毎日食べると飽きますよね…
1粒ずつが結構しっかり味があるので、なん粒もなん粒もたくさん食べるのは結構つらい時もあります。
味や食感に飽きてしまうのを乗り越える方法は、同じ種類のナッツを続けて食べないことだと思います。
色んなナッツを日替わりで食べて、食べ方も単調にならないように気を付けると、だんだんナッツを食べることが習慣になってきますよ。
血管が硬いとデメリットばかり
ナッツが健康やアンチエイジングに効果が高いのは、血管の壁や細胞を柔らかくして血液の流れを良くしてくれるからです。
では、血管が硬いとどうなるのでしょう?
血管が硬いと血液の循環が悪くなるため、全身に酸素や栄養が充分に行き渡らなくなります。
そうなると代謝が悪くなり、臓器は老化して身体は冷えてしまいます。病気にもかかりやすくなりますし認知機能も低下すると言われています。
血管が硬いとデメリットしか無いので、できるだけ柔軟性を保てるように気を付けなくてはいけないんですね。