「心が疲れた…」
「気持ちが晴れない…」
ストレスが蓄積されているのに上手に息抜きができず、心がクタクタになってしまう日はありませんか?
疲労やストレスで心がカチコチになった時には、簡単な軽減法でストレスを解消して、心をほぐしてあげましょう。
今回は短い時間ですぐできる「ストレス軽減法」を6つご紹介します。
たった1分あれば、どんな時でも心をリラックスさせてこわばった身体を緩めることができますよ。
場所を選ばず取り入れやすいものばかりなので、「なんだか気持ちが落ち着かない」と感じた時や、ストレスからくる不安感におそわれた時に、ぜひ試してみて下さいね。
今すぐストレスを解消するためにやるべきこと
嫌なことは忘れる
仕事のこと、家庭のこと、恋愛のこと、色々な悩みで心が押しつぶされそうになる時、誰にでもあると思います。
考えても考えても答えが出なくて苦しい…
そんな時は、いったん忘れてしまいましょう。
今まで「考えなくちゃ」「解決しなくちゃ」と思っていた悩み、もう考えなくても良いです。
忘れろと言われても忘れられない!という人も多いと思いますが、嫌なことをくよくよ考えても、絶対に良い結果は得られません。
映画を観たり、カフェでスイーツを食べたり、お気に入りの小説やマンガを読んで、ストレスの種のことは考えないように意識してみて下さい。
人生は意外と「なるようになる」ものですよ。
紙をビリビリに破く・枕を殴る
人はストレスがたまると攻撃本能がムクムクと湧いてきて、気付かないうちに心が「戦闘態勢」になってしまっていることがあります。
何も対処せず、このままの状態で生活していると、知らず知らずに周囲にきつく当ってしまったり、投げやりな態度で行動してしまうこともあるのです。
そんな時、一番手っ取り早く戦闘態勢を解く方法は、心の攻撃本能を発散させること。
オフィスや学校なら紙をビリビリと破いてみたり、自宅ならクッションや枕を殴ってみるなど、実際にアクションを起こすことでストレス発散に繋がりますよ。
水道で手を洗う
人間の手のひらにはさまざまな神経が集中しています。
強い緊張を感じると指先が冷たくなったり、不安な時に手のひらに汗をかいたりするのは、手のひらに集まった神経が反応しているからです。
「疲れた、もう嫌だ、逃げ出したい」
など、ネガティブな気持ちが膨らんで落ち込んでしまう時には、とりあえずトイレに行って手のひらを流水で洗ってみましょう。
手のひらを冷やすと不思議に気持ちが落ち着き、自分自身を冷静に見つめることができます。
高まったストレスでパニックを起こしそうな時にも、手を洗えば頭を冷やすことができ、冷静に心を落ち着かせることができます。
ガムを噛む
噛むという行為は実は攻撃本能と結びついていて、噛むことを一定時間続けることでストレスを発散させることができます。
また、ガムを噛み続ければ唾液が分泌されるので、リラックス効果を促すことも出来るのです。
緊張すると口の中がカラカラになって不安感が増してしまう人は多いですよね。
そうした緊張状態を緩和させることもできるので、何か大切なイベントがある時やプレッシャーを感じる時には、あらかじめガムを噛んでリラックスしておくことも効果的ですよ。
心の中で自分に反論してみる
人はストレスが高まると周囲が見えなくなり、自己中心的な考え方に偏ってしまう傾向があります。
そのため、自分の意見が通らなかったり、自分が想定していた結果にならなかった時には、
「なんでみんな分かってくれないんだ」
「自分は正しいのに」
と、独りよがりになって腹を立てることで更なるストレスが生まれることもあるのです。
そんな時には、あえて自分とは別の視点で自分の考えや行動について反論してみるのがおすすめです。
「なぜそう思うの?」
「それは取り越し苦労かも知れないよね?」
などと、別の立場で反論してみると、自分の考え方の偏りに気付くことが出来て、気持ちの整理に繋げることができます。
遠くの景色を1分眺める
気持ちが追いつめられている時には心がいっぱいいっぱいになって、同じ事柄がグルグルと頭から離れなくなってしまうこともありますよね。
そんな時はなるべく遠くの景色を集中して眺めてみて下さい。
人間は1つのことに注意を向けると、別のことは頭の隅に追いやられてしまいます。
その特性を利用して、まずは心を落ち着けるために景色をぼんやり眺めるのです。
景色を眺めることで注意力を分散させれば、客観的に自分自身を見つめることができます。
ストレスは永遠に続くから…
今回は、たった1分で気分をすっきりさせることのできるストレス解消法を紹介しました。
ストレスが辛い時には、その原因となっているストレスの種を取り除くことが一番です。
でも、ストレスの種は職場、学校、家庭、外出先、友人関係、恋愛など…いくらでもあるんですよね。
なので、自分の心をストレスから守るためには、ストレスの種を避けるだけではなく、上手にストレスを軽減させる方法を身に付けなくてはいけません。
ストレスを長く引きずらないためにも、自分に最適の軽減法で、心を健やかに保ってみて下さいね。