『MCTオイル』はダイエット効果と健康効果が抜群に高く、雑誌やテレビで紹介されたことで人気に火がついています。
少し前から、オリーブオイルやココナッツオイルがダイエットに効くというのは話題になっていましたが、『MCTオイル』は最近になって紹介されだしたので、まだ知らないと言う人も多いかも知れません。
そこで、こちらの記事では、聞き慣れない『MCTオイル』の正体や、効果的なダイエット方法を詳しくまとめました。
健康的に痩せられるMCTオイルダイエットに興味のある方は、ぜひ読んでみて下さいね。
『MCTオイル』は中鎖脂肪酸油から作られたオイルのこと
『MCTオイル』は、ココナッツやパームヤシの中鎖脂肪酸油で作られたオイルの事です。
市販されているMCTオイルはココナッツ油だけが原材料のものと、パーム油も混ざっているものがあり、中鎖脂肪酸油100%ではなく他のオイルが入っているMCTオイルも販売されています。
▽MCTオイルの種類
- ココナッツの中鎖脂肪酸油100%(おすすめ)
- ココナッツとパームヤシの中鎖脂肪酸油
- ココナッツやパームヤシの中鎖脂肪酸油に加えて他の種類のオイルも入っている
MCTオイルは色々な種類があって迷ってしまいますが、健康効果やダイエット効果を高めたいなら「ココナッツ100%の中鎖脂肪酸油」だけが原材料になっているものが一番適しています。
購入する時には必ず原材料名を確かめて選んで下さいね。
中鎖脂肪酸油が身体に良い理由
MCTオイルの原材料になる中鎖脂肪酸油はなぜ健康効果が高く、継続して摂ることで痩せる効果があるのか気になりますよね。
簡単に説明すると、中鎖脂肪酸はその他の脂肪酸と違って、消化が良くてエネルギーに変わるのが早いという特徴があります。
そのため、代謝アップの燃焼効果が高く、痩せやすい身体作りができるのです。
脂肪酸には中鎖脂肪酸のほかに菜種油や大豆油に含まれる長鎖脂肪酸という種類もありますが、そちらだとエネルギー分解までに時間がかかるため、身体に溜まりやすい性質があって太りやすくなってしまいます。
MCTオイルはココナッツオイルより痩せやすい!
オイルでダイエットだとココナッツオイルがよくおすすめされているのですが、独特の匂いや味があるため、料理に使いにくいと感じる人が多かったと思います。
私も何度かココナッツオイルにチャレンジしてみたものの、やっぱり口に合わなくて、「続けて使うのは難しいかな…」と思ってしまいました。
MCTオイルならココナッツオイルの良い部分である中鎖脂肪酸のみで作られていますし、味にはクセが無くて、そのままでも飲めるくらいです。
味や匂いにクセがあると、いくらダイエットに効果が高くても続きません。
オイルとは思えないくらい飲みやすいMCTオイルだからこそ、毎日取り入れるのにピッタリで、ダイエットが続けやすくなるのです。
『MCTオイル』のダイエット方法
MCTオイルダイエットは、毎日大さじ1杯のMTCオイルを摂取するだけのダイエットです。
そのままゴクンと飲んでも良さそうですが、毎日だとさすがに嫌になりそうなので、普段の食事に入れてしまえば特に意識せず手軽に取り入れられますよ。
MCTオイルの食べ方については下記でも紹介していますが、味噌汁やサラダなど、オイルに合う食べ物にプラスするだけでレシピを考える必要もありません。
MCTオイルダイエットの注意点
MCTオイルダイエットで気を付けて欲しいのは、大さじ1杯よりも多くならないようにするという事です。
中鎖脂肪酸で副作用が出る事はありませんが、多く摂りすぎるとお腹を下したり気分が悪くなる事もあるようです。
慣れないうちは小さじ1杯から始めて、徐々に増やしていった方が良いですね。
また、いくら身体に良くてもオイルですからカロリーも結構高めで、MCTオイルのカロリーは大さじ一杯で約120kcalもあります。
いくらダイエットのためとはいえ、摂り過ぎには充分注意が必要です。
MCTオイルは加熱してはいけません
普通だと料理の時に加熱して使う事が多いオイルですが、MCTオイルは中鎖脂肪酸からできているので、加熱はしないでそのまま飲むようにして下さい。
一節には、加熱する事で身体に悪い成分ができてしまうという話もあるので、念のため加熱はせずに、出来上がった料理にかけたり合えたり注いだりしてくださいね。
MCTオイルでダイエットをやってみた
去年、MCTオイルのダイエットを知った私は「やってみたいな」と思っていました。
でも近くのスーパーでは売っていなくて諦めていたのです。
ところが、最近話題になったからか、ついにスーパーにMCTオイルが並ぶようになりました。
ちょっと思っていたより値段が高くて躊躇しましたが、努力せずに痩せられるダイエットはどうしても気になりますから、「良い機会だ」と思ってMCTオイルダイエットをやってみたのでした。
毎日MCTオイルを食事に取り入れて飲んでいると、徐々にお腹がヘコんできて、「痩せた」と実感できるようになります。
ただそんなに急激に痩せるわけではありません。
痩せよう!と張り切っているとガッカリするかも知れませんが、MCTオイルでダイエット効果を最大限に高めたい時は晩ご飯の主食(白米)を抜いて、そのかわりにMTCオイルを摂取すると良いようです。
この方法は日本東洋医学会専門医の畠山昌樹さんが考案したMCTオイルダイエットのプログラムなのですが、MCTオイルダイエットに白米を抜く糖質制限と合わせると効果が倍増するそうです。
なんと、畠山さんはこの方法で20kgの減量に成功したのだとか。
短期間で手っ取り早く痩せたいという人は、この畠山式のMCTオイルダイエットをぜひ実践してみてくださいね。
『MCTオイル』の味の感想「さっぱりして油とは思えない!」
MCTオイルはさらっとしていて、特に味や匂いも気になりません。
そのまま飲んでも美味しいものではありませんが、でも、「飲め」と言われれば飲めるくらいクセがないのです。
最初は「オイルを飲むダイエットって…」と抵抗があったのですが、やってみると全然大丈夫で、他のダイエットに比べてもすごくラクでした。
MCTオイルに合う飲み物や食べ物
私は日清のMCTオイルを使っていますが、日清のホームページで「MCTオイルのおすすめの使い方」として紹介されていた飲み物や食べ物があります。
- サラダ
- 味噌汁
- ヨーグルト
- コーヒー
サラダや味噌汁だと合いそうですが、ヨーグルトやコーヒーに入れるのは少し躊躇してしまいますよね…。
バターコーヒーにMCTオイルを入れると、まろやかでクリーミーでとっても美味しいそうです。
私はバターコーヒーさえ不気味に感じていまだに飲んだ事がないので、MCTオイルコーヒーはこの先も挑戦できそうにありません。
味噌汁にMCTオイルを入れると柔らかい味に
食事で冒険する事が苦手な私は、味噌汁にMCTオイルを混ぜるというオーソドックスな食べ方をしています。
味の変化はあまり無いですが、喉越しがまろやかな感じになって美味しいと思います。
MCTオイルを入れないより入れた方が味噌汁が美味しく感じるので、相性はバッチリなのではないでしょうか…。
味噌汁以外では、ほうれん草の胡麻和えとか野菜のおひたし系にかける事が多いです。
以前の記事でも紹介していますが、オイルをおいしく食べるならおにぎりも相性が良くておすすめですよ。
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苦手な人はマヨネーズに混ぜて
MCTオイルは特に匂いやクセもなくて気にならないのですが、それでも、オイルをかけて食べるのに抵抗がある人もいるかも知れません。
そういう人は、マヨネーズに混ぜて、それを料理にかけるとオイルの存在がほとんど消えて分からなくなるのでオススメです。
日清のホームページでもマヨネーズに混ぜる事がオススメされていましたよ。
MCTオイルで健康的に痩せる
ダイエットをするとどうしても老けて見えたり病弱そうになるのが嫌だったのですが、MCTオイルを使ったダイエットだと見た目も老化しないでキレイに痩せられるように感じます。
オイルのおかげで肌ツヤが良くなっているのかも知れませんが、老けずに痩せられるのは女性としては嬉しいかぎりです。
ただ一つの難点としては他の油と比べて値段が高い事なのですが、油だと思うと「高い!」と感じるので、これからは『ダイエットサプリ』と思って購入しようかなと思っています。
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