昨夜の『ためしてガッテン』は胆石の特集でした。
胆石といえば、私の中では「もの凄く怖い病気」というイメージがあります。
というのも、私の母は10年くらい前に胆石ができて手術をしたのですが、手術をするまで「痛い痛い」とすごく苦しんでいたから。
いつもは弱音なんてはかない、とっても強い母なのに、激痛で仕事にも行けなくて本当につらそうでした。
以来、胆石には気を付けようと心がけていた私ですが、まさかダイエットが胆石の原因になるとは考えてもいませんでした。
今回は、なぜダイエットをすることで胆石になるのか、そもそも胆石って何なのか、『ためしてガッテン』の番組内容を参考にしながらまとめておきました。
なぜダイエットで胆石になるの?
急激なダイエットをすることで、胆石が出来る可能性があります。
なぜかというと、食事をきちんと食べないことで、胆汁が凝縮されてしまい、胆汁内の水分が減ることでコレステロールが結晶化。胆石が出来やすくなるからだそうです。
もちろん、胆石の原因になるのはダイエットだけではなく、運動不足や肥満なども原因になるのです。
いずれにしても胆石は胆汁内のコレステロールや色素が結晶化して石になってしまったものなので、胆汁が凝縮しないように、水分補給や食事のバランスに気を配った方が良いのですね。
胆石ってどんな病気?
胆石は、肝臓の下にある胆のうや胆管にできる結石のことで、胆のうの出口や胆管につまることで激しい痛みを感じます。
日本では年々患者数が増えているといわれていて、現在、最大で1000万人の患者数がいるのだそうです。
症状としては、詰まった時の痛みくらいしか無いので、ある程度大きくならないと自分で気付きにくいのが怖いところですね。
胆石の原因になるのは?
胆石の原因は、先ほどもふれたように、胆のう内のコレステロールや色素が結晶化することで石ができ、徐々に大きくなると痛みが出てしまいます。
胆石は肥満によって胆汁内のコレステロールが増えることが原因になるのですが、その他にも、急激なダイエットで食事制限をすることで胆のう内の水分が減ることも原因になるのだそうです。
胆石が胆のうがんに繋がる?
胆石は石を取ってしまえば何とかなりそうですが、怖いのが、胆のう癌に繋がるリスクがあること。
胆石を取り除かず長年経過すると、胆石が原因で炎症した部位から癌ができてしまうことがあるのです。
実際に、胆のうがんの人を調べると50〜80%に胆石が見つかったというデータもあります。
胆石の治療法
胆石の治療法は大きく分けて2つ、お薬で溶かす方法と、手術で取ってしまう方法があります。
他にも体外衝撃波粉砕療法という、体外から衝撃波をあてて粉砕する治療法もあるのですが、それだと再発が多く、あまり効果的ではないみたいです。
もしも胆石が出来たら、できれば手術は避けて薬で治したい所です。
でも、実際には薬で治る胆石は少なくて、手術で石を取り除く方法が主流になっているそうですね。
うちの母も、手術で石を取ってもらいました。
手術前、ものすごく痛がっていたので、手術も大掛かりなものになるのではと心配していたのですが、結構すぐに終わったのが意外でした。
取れた石は小さくて、小指の先くらいの大きさのものが2つありました。
緑色の苔?が生えていて、ちょっとぞわぞわしました。
胆石・胆のうがんの予防には水分を
『ためしてガッテン』では、胆石の予防には水分補給が大切だと言っていました。
水分をしっかり取れば胆汁が濃くなるのを防げて、結晶化しないように出来るんですね。
今思えば、胆石になった頃の母は仕事がすごく忙しくて、食事や水分もきちんと摂れていない感じだったので、それが胆石の原因になったのだと思います。
私も母のように胆石にならないように、急激なダイエットは控えつつ、水分補給とコレステロールには気をつけようと思いました。
胆石は痛ーいから水分補給がんばろう!