中国では美肌のためにほうれん草の茹で汁を利用します。どうするのかというと、なんと洗顔に使うのです。
ほうれん草の茹で汁なんて日本ではただ捨ててしまうだけのものですが、それを使って美肌になるならコスパが良すぎますよね。
今回はほうれん草の茹で汁で洗顔をする方法や、美肌へのメリットをまとめておきました。
中国ではほうれん草の茹で汁で洗顔をするらしい
「ほうれん草の茹で汁洗顔」は『世界一受けたい授業』や『大阪ほんわかテレビ』などで紹介されていて、知る人ぞ知る美容術なのです。
ほうれん草の茹で汁で洗顔したら肌に膜が張ったような独特の感覚があり、肌の表面がしっとりツヤっとなります。
ほうれん草のおひたしを作る時に茹でたほうれん草をしぼった後、手のひらがスベスベしているように感じることってありますよね。
まさにその感触が顔の皮膚にも起こるというわけなのです。
ほうれん草の茹で汁はニキビ予防にも効果がある!
ほうれん草をお湯で茹でると、ほうれん草の中のサポニンという成分がお湯に流れ出します。
サポニンは油分を分解してくれる働きがあって、肌につけると皮膚の中の余分な皮脂や老廃物をキレイにしてくれるのです。
なので、ニキビ予防にはすごく適しているんですね。
サポニンの効果で美肌になれる
サポニンは健康食品のサプリになるくらい身体に良いとされている成分なのですが、それがほうれん草の茹で汁で簡単に手に入るのはお得ですね。
ニキビや吹き出物ってお薬でもなかなか治らないので、悩んでいる人は絶対に試してみた方が良いと思います。
作り方もほうれん草を茹でるだけなので簡単ですし、お金もかかりませんから、今すぐにでも実践できますよ。
中国人は洗顔のやり方が日本人とは違う
中国人の洗顔といえば、日本人のようにざぶざぶと顔に水をかけて洗うのではなく、タオルやガーゼに水を含ませて汚れを拭き取るような感じで洗顔する人も多いそうです。
中国人全員がタオル派ではないようですが、そういう感じで洗顔をする人も一定数いると聞いたことがあります。
ほうれん草の茹で汁洗顔の場合も、茹で汁をざぶざぶかけるというよりは、タオルやガーゼに染み込ませて顔を拭いていく方法が正解です。
もしかしたら中国では、ほうれん草以外でも茹で野菜のあとのお湯を使って洗顔をすることがあるのかも。
「色々と試した中でほうれん草の茹で汁が一番美肌に良かった」ということなら、すごく本当に美肌に効きそうな気がします。
ほうれん草の茹で汁で顔が緑になるのでは…
ほうれん草の茹で汁って結構な緑色なので、肌に着色してしまうのでは…
と心配でしたが、番組に出ていた中国人女性はキレイな白い肌でした。
もしかしたら美白の効果もあるのか?と思うくらい、すごく透明感があったので、あの番組を観た人は「私もやってみよう!」と、みんな思ったのではないでしょうか。