少しでも節約して貯金したいと思っていても、なかなかうまくいかない…。
常に家計が苦しくて気持ちが落ち込む…。
主婦として家計を預かっていると、節約したいのにうまくいかなくて、頭を悩ませてしまうことってありますよね。
「お金を使わないでおこう」と思っている時にかぎって、予定外の出費が重なってしまうこともよくあります。
消費税は10%になり健康保険や年金保険料も年々上がっていく中で、節約したいけど必要な物はたくさんある…どうやってお金を貯めれば良いのか分からない!
と、悩んでしまった時の為に、節約上手な賢い主婦が実践している『最新版の主婦の節約術』をまとめてみました。
思わず「なるほど〜」と言いたくなるような目からウロコの節約術もありますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
【最新】賢い主婦の節約術まとめ
それではさっそく、今すぐ始められる主婦の節約術を一気に紹介していきます。
1.スマホ料金の見直し
今や生活必需品となったスマホ。スマホ料金は支出の中でも大きな割合を占めるので、見直して少しでも安くすることができれば、確実に節約に繋がります。
スマホ料金を節約する方法を大きく分けると、同じ携帯電話会社を使いながら料金プランだけ変更するか、思い切って格安スマホに乗り換えるかのどちらかになります。
ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアから格安スマホに乗り換えれば毎月の料金は大幅に節約に。
ただ、最近では大手携帯会社も料金値下げを積極的に行なっているため、以前ほど格安スマホにお得感がなくなっているので、安易に乗り換えるのも考えもの。
携帯料金を見直す時は、まずは今使っている携帯会社で安いプランに変更できるものがないか確認して、格安スマホのプランと比較した上で検討してみてくださいね。
2.支払いはポイントのつくキャッシュレス払いで
毎月の電気代やガス代、携帯電話料金など…毎月必ず払わなければいけない利用料金は、クレジットカード払いにした方がお得です。
また、日々の買い物も現金で買うよりキャッシュレス決済を利用した方がポイントがついたりお得に買えたりします。
例えば、楽天カードなら光熱費や携帯料金の支払いに利用すれば100円で1ポイントの還元がありますし、買い物にPayPayを使えばキャンペーンやクーポンで通常より節約して買う事ができます。
公共料金などの固定費はそれだけで毎月数万円はかかる上に、食材や日用品の買い物だけでもまとめればかなりの金額ですよね。
私も常にキャッシュレス決済ですが、レジの会計が早くてスムーズな上にポイントがすぐに貯まるので、現金で買い物するのはもったいないと感じるようになりました。
3.子供の塾や習い事を見直す
子供が小さい頃にあまり深く考えず始めてしまった習い事。
「家計が苦しいけど、いつやめさせるべきか分からない…」と悩んでいるお母さんは多いですよね。
また、学力アップのための塾についても、通わせてみてから受講料や教材費が払えなくなって、貯金を切り崩したりお母さんがパートを増やして無理やり費用を捻出している家庭も。
子供に習い事をさせたり塾に通わせることは悪くありませんが、家計が回らないほどの金額を支出するのは無理があります。
お友達がやっているから…ママ友に誘われたから…と、深く考えずに始めてしまった塾や習い事については、「本当に子供のためになっているか、続けるならいつまで続けるか」とよく考えて、ムダだと思ったものは退会するようにしましょう。
そして、新たに塾や習い事を始める時には、数年間にわたって通い続けることを念頭においてトータルでいくらかかるのか、必要な費用を計算しておかなくてはいけません。
お金のかかる習い事をしなくても、地域のクラブに参加して運動をしたり、月謝の安い通信教育を利用すれば、節約しながら充分に子供を楽しませることができます。
子供の教育費は高校・大学の期間が一番かかりますから、それまではなるべく費用を抑えて、教育費として貯金しておくことがオススメです。
子供向けの通信教育といえばベネッセの進研ゼミが有名で、私の子供も小学校1年生から中学校までずっと今でも続けています。
塾に比べれば月謝が桁違いに安くて、それでいて学習効果も高いです。最近はオンライン授業もありますし、受験対策のセミナーも開催されていて塾並みに手厚いサポートですよ。
無料体験もありますから、詳細は公式サイトで確認してみて下さいね。
4.食事は一汁一菜で
共働き世帯が増える中、料理家の土井善晴さんが推奨しているのが一汁一菜。
一汁一菜は、ご飯にお味噌汁、おかずが一品あれば充分で、日本人にはこの献立が一番適しているというもの。
おかずを何品も作ろうと思うと食材費がかかりますし、作る時間も長くなりますよね。
食費を抑えて時短にもなる一汁一菜ですが、その分、お味噌汁は野菜たっぷりにして栄養満点のものにするのがおすすめです。
土井善晴さんによると一菜はおかずと決めなくても、お漬け物だけでも良いそうです。
以前『報道ステーション』で実際にお味噌汁を作られていたのですが、なんとそのお味噌汁にはソーセージが入っていたのです。
お味噌汁に卵や肉類を加えるだけでおかずになるし、日々いろんなお味噌汁を出すことで家族の会話も増えるというのが土井善晴さんの考えです。
お金をかけずにシンプルに、だけど素材にはこだわって。
その精神で一汁一菜を続けていけば食費を節約することに繋がりますし、家事も時短できて、効率の良い毎日が送れますよ。
5.消耗品日用品はとことんケチる
一昔前は、節約と言えば「食費をいかに減らすか」がテーマになっていました。
しかし、食費を削ろうとすると、食材を外国産のものに変えなくてはいけなかったり、1食の量を減らさなければいけなかったりします。
食材を安売りのものばかりで揃えると、普通よりも多く添加物や農薬を口に入れる機会が多くなりますので、健康への影響が気になるところ。
それに、野菜や肉を食べ比べてみても、やはり国産の方が新鮮で美味しいものが多いですよね。
味が二の次になるとそもそもの食事への楽しみが失われてしまいます。
また、食事の量を節約のために減らすと子供の成長に悪影響があり、栄養面でも偏りができて心配。
ということで、食材を安いものに変えるくらいなら、日用品や消耗品をできるだけ安く抑える方がおすすめなのです。
例えばトイレットペーパーやティッシュペーパー、シャンプー・リンス、各種洗剤、電球など…1つ1つは少額ですが、まとめると結構な金額になるはず。
こういった日用品・消耗品を購入する時は、できるだけ安売りの時にまとめて購入するようにしましょう。
特売日でなくても、トップバリュなどのプライベートブランドなら、メーカーものより安い価格設定になっています。
また、Amazonや楽天などで、スーパーよりも安く販売されている日用品がたくさんありますよ。
いつも買っているものより安いもの、お得なものを買うようにすれば、日用品代だけでも浮かせられるお金はあります。
6.外食は回数を減らして美味しいものを
子供がいるとファーストフードやフードコートを利用する機会が多くなりますよね。
1度の支払いはそれほど大きな金額ではないので、「これくらい良いでしょ」と思いがちですが、ひと月で考えてみると数万円使っていることも。
その金額を1度の外食で使えば、家族でそれなりに豪華なお食事ができていたのに、思い出にもならないようなチープな食事で浪費してしまうのは悲しいです。
外食はできるだけ回数を減らしてみると、その分、1回の外食に使える金額が大きくなるのでおすすめです。
ただ、子供がまだ未就学児で小さい時には3食すべてを手作りにするのは難しいですから、チープな外食やお惣菜が増えても仕方ありません。
ある程度子供が大きくなるまでは、そうした外食費は必要経費と考え、子供が成長してお母さんの余裕が出てから外食費を見直してみて下さいね。
7.家族で出掛ける時はお金のかからない場所へ
せっかくの休日は家族でお出かけしたいものですが、テーマパークのように入場料のかかる場所へ頻繁に行くとお金がいくらあっても足りませんよね。
たまには奮発してディズニーリゾートやUSJも良いですが、普段のお出かけなら、なるべくお金をかけないように工夫しましょう。
節約ママに人気のお出かけスポットは、海辺や公園、図書館、児童館、大型のショッピングモールなど。
子供が動物好きなら、ペットショップで色々な動物を見たり触れ合ったりするのも良いですね。
県や市が地域の小中学生に公立美術館や博物館の常設展が無料になるカードを配布していることもよくあります。
私は子供達が小さい時、学校で配られる公共施設無料カードや美術館のキッズデーなどを利用して、美術館や博物館に無料でよく出掛けていましたよ。
公共施設の無料カードは1年生の入学時に配られることが多いので、チェックしてみてくださいね。
お金をかけなくても子どもが喜ぶスポットは身近にたくさんありますから、家の近くにある施設をあらためて調べて、楽しめそうな場所を探してみるのもおすすめです。
8.美容院はネット予約を利用する
定期的に通う美容院は、直接電話予約せずにネットで予約しましょう。
ネット予約を利用することでお得なクーポンが使えたりポイントがもらえたりするので、同じように美容院代を使うなら絶対にネット予約した方が良いです。
私はいつも「ホットペッパービューティー」で美容院の予約をしているのですが、ポイントがたまりやすいうえに期間限定ポイントで数千円安くなることもあります。
たまったポイントは別の美容院やサロンでも使えて、お得なクーポンを合わせると本当にお得になりますよ。
ネット予約だと、サイトでスタイリストさんのスケジュールを確認して予約できるのも嬉しいです。
女性は定期的に美容院に通わないといけないので、どうせなら安くなる方法を選んだ方が良いと思います。
9.電気はLEDに買い替える
LED電球は買い替える時は高いですが、それ以後の電気代を考えるとすごくお得になります。
LED電球と白熱電球を比べると、消費電力は5分の1になり、電球の寿命も白熱電球が1,000~2,000時間程度なのに比べて、LED電球は4万時間程度と言われています。
ただ、一度に買い替えると金額も大きくなりますので、家の中の電気で使う頻度の高い場所から少しずつ買い替えていきましょう。
LED電球以外でも、家電の省エネは年々進化していますので、買い替えの時は最新情報をチェックするようにしてくださいね。
10.炊飯器やポットでの保温をやめる
電気ポットや炊飯器で保温をしている家庭は多いですよね。特に冬場だと、電気ポットを使って1日中お湯を保温している人も少なくないかも知れません。
ただ、その「保温」にかかる費用も意外と大きな金額になるのです。
たとえば電気ポットだと、長時間の保温をやめただけで年間2,360円が安くなります。(省エネルギーセンター調べ)
私は昨年炊飯器をやめて鍋でご飯を炊くようになり、コーヒーやお茶を入れる時のお湯は電子レンジで温めるようにしました。
やってみるまでは「面倒かな?」と不安でしたが、実際に始めて見ると炊飯器やポットを洗う手間が無くなって時短に繋がってかなり快適です。
しかも電気代の節約にもなるのですから、まさに一石二鳥でしたよ。
炊飯器をやめたことは、こちらの記事でまとめていますのでご覧下さいね。
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節約は小さなことの積み重ね
家計をラクにしたいと焦っている時には「大きな金額を浮かせたい!」と思ってしまいがちですが、そもそも家計にかかるお金は、必要だから支払っているお金ですよね。
なので、節約できる金額にも限界があって、大きな変化があらわれるまでには時間がかかります。
毎月こつこつ積み重ねることで、半年、一年で振り返った時に、「あ、こんなに家計がラクになってる」と、実感できるようになりますよ。
節約は小さなことを根気よく積み重ねていくことに意味があるのです。
すぐに結果は出ないかも知れませんが、地道に頑張ってみましょうね。
節約しながら少しでも収入を増やしたい時は、こちらの記事を読んでみて下さいね。
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