Amazon(アマゾン)の通販は品揃えが豊富で自宅までの配送が便利ですよね。
しかし、最近よく話題になっているのが、「Amazonで商品を買ったら定価より高かった!」「以前に比べて値段が高くなっている」という口コミです。
特に「前はお店より安い商品が多かったが、最近は全体的に値段が上がった」というレビューも多くなっています。
そこで、こちらの記事では、Amazonの商品が定価より高くなってしまう理由や、そんな中でも安くAmazonでお得に買い物をする方法を解説します。
「Amazon(アマゾン)の商品が定価より高い」という声が続出
アメリカで創業して世界中で利用されている通販大手のAmazonは、日本国内のECサイトでは楽天に次ぐ利用者数を獲得しています。
利用者数は4,729万人ですので、日本の成人2人に1人は確実にAmazonで買い物をしています。また、家族でアカウントを共有している場合も多くあり、実際の利用者はさらに多いことが見込まれています。
それほどまでに人気のAmazonですが、残念なことに「定価より高い値段で売られている商品がある」と、困っている利用者もいるのです。
注文してから値段が高いことに気づいた
「いつものようにAmazonで商品を選んで注文を済ませてから、その商品が定価よりもかなり高く値段設定されていることに気づいた」という声は多く聞かれます。
また、「以前は安かった商品も、次に注文した時には倍以上の値段がつけられており、気づかず注文してから後悔…」というレビューも見かけました。
ドンキホーテやイオンの方が安い!?
安くてお得だと思ってAmazonで買い物をしていたら、実はドンキやイオンの方が同じものが安く売られていた。
そんな経験をすることもありますよね。
以前はAmazonがお得だという感覚で利用していた方だと、最近になって値段が上がっていることにがっかりしてしまうと思います。
Amazon(アマゾン)の値段が高くなった理由
それではここからは、どうしてAmazonの商品価格が上がっているのかを解説していきます。
物価が上がったから
まず最初に踏まえておかなくてはいけないのは、物価の上昇です。
日本ではコロナ以降、円安や燃料費の高騰、人手不足などによって物価が全体的に上昇しています。
ですからAmazonの商品価格が上がってしまうのも当然ではあります。しかし、スーパーや小売店と比べて明らかに値段が高い商品に対しては注意が必要と言えるでしょう。
出品業者が値段を自由につけられるから
Amazonで売られている商品には、Amazonが仕入れて定価や割引価格で販売しているものと、業者がAmazonを介して商品を出品しているものがあります。
Amazonが直接販売しているものは、カートの下に「出荷元:Amazon.co.jp 販売元:Amazon.co.jp」と記載されていて、別の業者が販売しているものは「出荷元:Amazon.co.jp 販売元:⚪︎⚪︎(業者名)」と記載されています。
定価より高く値段が付いているのは業者が出品している場合であり、最初に業者がつけた値段が高く設定されているという理由があります。
Amazonへ商品を出品すれば手数料などが発生するので、普通より高く価格設定をしないと業者も利益が出ません。そのため定価よりも高くつけられていることが多いのです。
ただ、商品ページの表示は同じで、購入者からは販売元の違いが分かりにくいため、値段が高く設定されていることに気付きにくくなっています。
人気商品はぼったくり価格をつけていることも
Amazonが直で販売しようにも在庫切れになるような人気商品では、出品業者がぼったくりの価格をつけて販売していることもあります。
以前はゲームやフィギュアなどホビー商品でそういった悪質行為が横行していましたが、最近では日用品やペット用品など、ありとあらゆる人気商品がぼったくり価格で出品されているようです。
Amazon(アマゾン)で安く買う方法
前述したように、Amazonで値段を高く設定するのは外部の出品業者です。
ですから、商品を購入する時は「販売元」がAmazonになっていることを確認してから購入するようにしましょう。
販売元をAmazonに限定する
Amazonで定価よりも高い商品を買わない、安く買い物をするなら、販売元をAmazonに限定するのが一番早いです。
販売元がAmazonであれば定価より高いものを買う心配がないので、うっかり買ってしまってからあとで後悔することもありません。
Amazonの買い物で販売元を「Amazon」だけにする方法
- Amazonで商品を検索する
- 検索結果のURLの最後に「&emi=AN1VRQENFRJN5」をつけてページを更新
- 検索結果の一覧にはAmazonが販売する商品のみ表示される
上記の方法で販売元をAmazonに限定できます。
定価よりも高く商品を買ってしまわないように、ぜひ活用してみてください。
Amazonでの買い物については、こちらの記事にもまとめています。
面倒なことや不快なことを無くして、楽しくお買い物を楽しみましょう。