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「もう炊飯器はいらない」炊飯器を捨ててお鍋でご飯を炊いたらメリットがいっぱいだった

今年の始めに炊飯器を捨ててから半年近く、毎日お鍋でご飯を炊いています。

それまでは当たり前のように炊飯器を使っていたため、鍋でご飯をうまく炊けるだろうか…炊飯器がないと困ることもあるのではないか…と躊躇していましたが、全くなんの問題もありませんでした。

お鍋でご飯はきちんと炊けますし、炊飯器がなくて困ることなんて何ひとつありません。
お鍋があれば炊飯器なんていらなかったのです!

ということで、こちらの記事ではお鍋でご飯を炊く方法が、いかに簡単で時短になるかを解説していきます。

私のように「炊飯器を捨てたい」と思っている人はぜひ参考にしてください。

目次

炊飯器が嫌いな理由

一家に一台はあると思われる炊飯器。お米を上手に炊くためには、なくてはならないものと考えられていました。

私も結婚してから20年近く、何度か炊飯器を買い替えながらずっと使い続けてきました。
でも、使いながらずっと思っていたのです、「炊飯器、嫌いだな…」と。

お手入れが面倒すぎる!

炊飯器の何が嫌いかと言うと、一番嫌いなのが、内釜のほかにも内蓋や蒸気口の部品をいちいち取り外して洗わなくてはいけないことです。

取り外してから細かい部品を洗うのって、結構めんどくさいですよね。

でも、洗わないとすぐに汚くなるので、ご飯が汚れたら嫌だから洗うのですが、その時間がすごく気になっていました。

子供の水筒なども同じですが、分解して洗うタイプのものは時間と手間がかかって、主婦のストレスの種になってしまうのです。

スペースをとって邪魔になるのがイヤ!

もうひとつ嫌だったのが、炊飯器って意外にスペースをとって邪魔になることです。

毎日使うので棚などにしまうことができませんし、炊飯中に蒸気が出るので上にスペースがある場所にしか置けない。

そういうのがすごく嫌だなと思っていました。

ただでさえキッチン家電といえばトースターやオーブン、食洗機に冷蔵庫など、絶対に必要なアイテムが増え続ける中で、炊飯器は断捨離できるのではないかと、ずっと感じていたわけなのです。

思い切って炊飯器を捨ててみた

炊飯器を捨てるきっかけになったのは、ある日ご飯を炊こうとスイッチを入れたら「ぴーっ」と音がして、動かなくなってしまったことです。

炊飯器壊れちゃった」と、家族に言いながら、頭の中ではまた新しい炊飯器を買うことを考えていました。

ただ、その日はもうお米を研いでしまっていたので、「とりあえず、このお米はお鍋で炊こう」と思い、水加減して火にかけました。

前に土鍋でご飯を炊いたことはありましたが、鍋で炊くのははじめて。

鍋で炊いたご飯はうまくいくか分からないけど、今日のところは仕方がないと思いながら炊きました。

そして、炊きあがったお鍋のご飯を半信半疑で食べてみると、炊飯器で炊いたご飯に全く劣らない、むしろふっくらと美味しく炊けているのです。

子供達も「美味しい」「鍋でもご飯が炊けるんだね!」と感動していました。

その時に私の心の中では「もう炊飯器はいらない」「炊飯器を捨てよう」という決意ができていました。

娘に言うと、「え、一応買っておいた方が良くない?」と言われましたが、必要の無いものにお金を払ってスペースを取られるのもイヤだと感じ、「今は買わないでおく」と伝えました。

お鍋でご飯を炊くメリット

炊飯器が壊れた日に、「もう炊飯器は買わない」と決めた私。

その後の粗大ゴミの日に壊れた炊飯器を捨てました。

そこから半年近く、鍋でご飯を炊く毎日なのですが、これが自分で思っていた以上に快適でした。

簡単に丸洗い出来る鍋でご飯が簡単に炊けることが家事の時短にも繋がって、炊飯器代も浮いて、キッチンのスペースにも余裕が生まれたので、一石四鳥くらいのメリットがありました。

炊飯器をやめたいと思っている人は、試しに一度お鍋でご飯を炊いてみて下さい。

特に、我が家のようにキッチンが狭いお家や、共働きで家事の時間を節約したいご夫婦にはメリットがたくさんありますよ。

お鍋でご飯を炊くのは簡単!誰でもできる

私もやってみて気付いたのですが、お鍋でご飯を炊くのってめちゃくちゃ簡単です。

炊飯器では、内釜を本体に入れてスイッチをいれてご飯を炊きますが、お鍋の場合はガスコンロやIHクッキングヒーターで加熱を始めるだけです。

浸水無し!お鍋でご飯を炊く方法

  1. いつも通り米を研ぐ
  2. いつも通り水加減をする
  3. 蓋をしたお鍋を中火で加熱する
  4. 沸騰したら弱火にして17分加熱
  5. 火を消して10分蒸らす

これだけで、美味しいご飯がお鍋で炊き上がります。

火を消す時に少量の水分が表面に見えても、蒸らしている間に吸い込むので大丈夫です。

注意点としては、途中で蓋を開けないこと。火を強めて吹きこぼれさせないように気を付けることです。

ご飯を炊くのにおすすめのお鍋

ご飯を炊くお鍋はなるべく厚みのあるもので、専用の蓋がついているものが良いです。

圧力鍋とかは必要無いので、基本的にはどんな鍋でもご飯は炊けますよ。

私がご飯を炊いているのは、ニトリで買った両手鍋です。

ガラス蓋付きで900円くらいでしたが、すごく丈夫でふきこぼれにくいのでおすすめです。

内面がフッ素樹脂加工されているので、ご飯がこびりつくこともありません。洗いやすくて助かります。
熱伝導も良いようで、沸騰が早くてご飯がすぐに炊けるのが便利です。

鍋ぶたはあとから買い足すことも出来ますが、少しでも隙間があるとご飯の炊きあがりに影響が出そうなので、やっぱり最初からついているものが良いと思います。

ニトリのは値段がかなりお得なので、これから鍋を買おうという人はニトリでチェックしてみてくださいね。

鍋でご飯が炊けたら災害の時も安心

地震や水害などで停電になると、ご飯が炊けなくて困るお家も多いようです。

でも、お鍋でご飯を炊くことをマスターしておけば、水と米を備蓄してカセットコンロを用意しておくだけで、普段通りにご飯が炊けます。

炊飯器がないとご飯が炊けないと思うと不安も大きいですが、家電に頼らない料理作りを実践しておくことで、災害への心配を少しでも減らすことが出来ますね。

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