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老後に海外移住する7つのデメリット|老後は日本で暮らすのが一番良い

老後は海外に移住してのんびり暮らしたいな」という言葉をよく聞きます。私も少し前まではそう思っていました。

でも、色々と調べたり、現在海外で暮らしている友人数名に詳しく話を聞くと、やはり『老後は日本で暮らした方が良い』という結論に達しました。

こちらの記事では、海外に住んでいる友人に聞いた老後の海外移住のデメリットをまとめました。

老後の海外移住7つのデメリット

海外移住と言っても、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカなど、様々な国がありますよね。

ただ、欧米だとそもそも移住者を受け付けない国が多かったり、費用面でもかなりの金額が必要になるため、老後の移住先として人気なのはマレーシアやフィリピン、タイ、シンガポールなど、東南アジアが中心となっています。

私の友人の中でも、まだシニアではない世代ですが、東南アジアで暮らしている人達や、暮らしていて日本に帰ってきた人達がいます。

その友人達が口を揃えて言うのが「老後の海外移住はやめた方が良い。海外移住するなら若いうちにして、老後は日本で暮らすのが一番良い」ということです。

つまり、若い時であれば海外でも楽しく暮らせるけれど、シニアになってからだと、デメリットの方が大きいそうです。

そのデメリットについて、ここからは詳しく紹介していきます。

1.食事が美味しくない、口に合わない

生活の要となる「食事」ですが、やはり海外だと口に合わないことが多いのです。

現地では日本の食材が手に入りますが、値段が高かったり、欲しいものが売っていないこともよくあります。

味付けは地域によって全く異なるので、その味がどうしても好きになれないと、生活は難しいと感じますよね。

そして、東南アジアをはじめとする地域では、外食をしてお腹を壊すことも少なくありません。

私も海外に行くと必ずと言って良いほどお腹が痛くなるのですが、その暮らしがずっととなると不安ですよね。

2.医療機関が充実していない

病気やケガをした時にお世話になる病院ですが、海外だと医師や看護師の対応がひどかったり、医療機器が揃っていなくて満足な診療を受けられないこともよくあります。

東南アジアの地方の診療所では、スタッフがガムを噛んだりスマホを操作しながら診察して、適当な治療で高額な診療費を請求してくることもあるそうです。

友人によると、「どれだけ高くついても病院は都会の方へ行った方が良い、ローカルの病院は危ない」とのことでした。

3.交通マナーが悪くて危ない

日本でも交通マナーが悪い人や危ない運転をする人はたくさんいますが、海外に行くとレベルが違います。

タイに住んでいる友人は、いつ車やバイクをぶつけられるか分からないから、常に気をつけながら外を歩いていると言ってました。

交通量が多くても歩道を歩いていれば安全な日本とは比べ物にならないそうです。

4.空気が悪い

東南アジアの首都は交通渋滞が凄まじく、排気ガスで空気が悪いことは有名です。

観光番組で、トゥクトゥクが排気ガスをまき散らしながら町を走っているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

空気の良い地域を探そうと思っても見つからず、喘息などの持病がある人はとても住むことが出来なかったという話を聞いたこともあります。

車やバイクの少ない地域までいけば少しはマシですが、そうなると道はボコボコでまともな住居もみつからないので、移住先としては考えられないかも知れません。

5.コンビニや自動販売機が無くて不便

日本人が海外で一番不便に感じるのが、コンビニが少なかったり道路沿いに自動販売機が無いことです。

日本では、ほとんどの地域で歩ける範囲にコンビニがありますし、自動販売機もどこにでもありますよね。

ですから、喉が渇いたりお腹が空いた時に焦ること無く買い物ができます。

また、コンビニがあれば飲食物だけでなく日用品や文房具、雑誌なども買えますが、それも海外では難しい地域が多いです。

日本の便利さに慣れてしまっていると、そういったことがストレスに感じてしまうかも知れません。

6.現地の人の体臭が強いことがある

海外に行った時に現地の方の体臭に悩まされたことはありませんか?私は結構あります。

これはお互い様だと思いますが、それぞれの人種によって体臭にも違いがあって、自分とは違う匂いがつらく感じることも時々あるのです。

匂い関係が平気という人もいますが、匂いに敏感な人もいます。

敏感な人だと、現地の方の体臭が大きなストレスに感じてしまうこともあるそうです。

7.治安が悪い

東南アジアの中でも治安の良い国、悪い国、さまざまです。

ですから、東京に比べて安全に暮らせる地域も多いのです。

ただ、現地の方々は日本人よりも気性の荒い人が多いせいか、近くでケンカが始まることが時々あります。

なんだか騒がしいなと思っていたら近くで殴り合いをしていたり、女性同士が怒鳴り合っていたりすることも…。

日本人は基本的に人前で言い争ったり殴り合ったりはしないので、こういうのを見るとビックリしますよね。

ローカルな情報はあまり旅番組には出てこないので、おだやかな暮らしを想像して海外に行った人だと、現地の人達の小競り合いを見て戸惑うこともあるようです。

欧米も治安は悪いですが、道端で怒鳴り合ったりすることはあまりありません。

東南アジアの国々の人達は純粋で感情をありのままに表すことが多い分、そうした大小のケンカが頻繁に起こると言えるかも知れませんね。

老後の海外移住はやめておいた方が良いの?

海外で暮らす友人達からよく聞く移住のデメリットをまとめてみましたが、いかがでしょうか。

これらは全て「日本に比べて」という基準のデメリットですから、こうした現地の事情も全て気に入って移住している人もたくさんいるのです。

便利だけど殺伐とした東京での生活よりは、不便でも温かみのある人付き合いがしたいという人も多いです。

日本では表面上のトラブルは少ないですが、陰では何を言われているか、何をされてるか、よく分からないから怖い…という面がありますよね。

本音を言い合わないだけに、相手が何を考えているか分からない不安も大きいように感じます。

そういった人間関係の煩わしさに疲れた人だと、東南アジアの国々の人達のストレートな性格に魅力を感じて移住を決める人もいます。

逆に、お店や病院などでぞんざいに扱われたり、お金をごまかされたり約束が破られたりするのがイヤだという人には、海外移住は向いていないと言えますね。

海外移住が大変すぎて後悔する人も多い

現役時代に貯めたお金や退職金を使って意気揚々と海外移住したシニアが、やっぱり挫折して日本に帰ってくるというケースも増えています。

私の知り合いでも、関西で暮らしていたご夫婦がマレーシアに移住したのですが、どうしても馴染めずに2年間で帰国しました。

お2人はテレビでシニアの海外移住が特集されているのを見て、ずっと憧れていたそうです。

東南アジアの中でも日本人に向いているといわれているマレーシアに、できるかぎりの準備をして、お金もかけて、移住を決行。でも「想像していたより海外移住は大変だった」と言って、早々に帰国を決断したのです。

移住の為にマンションも購入して、現地でメイドさんも雇っていたので、かなり大きな金額がムダになったようで、すごく後悔して落ち込んでいました。

なぜマレーシア移住に挫折したかというと、現地の文化に馴染めず、思っていた以上に日本が恋しくなってしまったそうです。

しかも、最初に来てもらったメイドさんとトラブルが起きたことも、現地の人への不信感に繋がったと言っていました。

いくらお金があっても、向こうで信頼出来る人がいないと安心して楽しくは暮らせないですよね。

日本にいればどこへ行っても日本語が通じますし、必要なものは手に入ります。

テレビをつければおなじみの顔がその日のニュースを教えてくれますし、ドラマやワイドショーも日本語で楽しめます。

こうした日常の安心感は、失ってみないと気付かないものですね。

マレーシアで暮らしてみてはじめて、何気ない毎日からどれだけ安心感を得ていたか分かったという夫婦の言葉はすごくよく理解できました。

海外移住は若いうちにするべき

私の友人の話ですが、海外に移住したいならなるべく若く体力のあるうちにやっておいた方が良いとのこと。

年齢を重ねると適応力がついているように感じますが、若い時のように柔軟性が無いので、少しのつまずきで人生が狂ってしまったように感じることもあるのです。

若ければ悪い出来事でも吸収して「良い勉強になった」と思えますが、シニアは違いますよね。

何か起きれば後悔と反省、なぜ自分はこんなバカなことをしてしまったのだ…と、自己嫌悪に陥ってしまいます。

それに、忘れてはいけないのが健康面です。

元気で体力があれば多少のことは乗り越えられますが、持病があったり膝や腰を痛めていれば、少しのことでも壁になって躓いてしまうものです。

シニアでも精神力と体力が人並み以上に強い人もいますが、ほとんどの人はある程度の年になれば衰えていくので、その状態で本当に海外で生きていけるかというのは、真剣に考えて検討をしたほうが良いですね。

交通インフラが整い、生活の利便性が高い日本はシニアが暮らすには最適の国だとも言えます。

税金や保険料が高いことがデメリットになりますが、年金をもらいながら慎ましく暮らすにはピッタリの国なのかも知れません。

老後に海外移住するか日本で暮らし続けるかは、「どういう生き方が理想か?」という、それぞれの価値観を大切にしながら決めるのが一番良いですね。

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