「稼げる副業」として話題になっているLINEスタンプクリエイターですが、「イラストが上手じゃないと無理なのでは…?」と思いますよね。
でも、おじいちゃんスタンプクリエイターとして有名な田澤誠司さん(75)は、なんと手描きのイラストではなく表計算ソフト「エクセル」のみを使ってLINEスタンプを作成し、1日に8万円も稼いでしまうのだそうです。
70代でLINEスタンプを作成してるのも驚きますが、それを販売してがっちり稼いでいるというのは、なんとも「逞しいおじいちゃん」という感じがしますね。
今日の『ヒルナンデス』では、おじいちゃんクリエイターこと田澤誠司さんのスタンプ作成の裏側やインタビューを放送していましたので、LINEスタンプで稼ぐ方法と合わせて記事にまとめました。
資格も技術も必要無く、1日数時間の作業で8万円稼げる仕事なんて、そうそうありません。
副業やプチ稼ぎに興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
LINEスタンプクリエイターとは?
LINEを使っている人なら、誰でもスタンプは知っていますよね。
好きなイラストのスタンプをダウンロードして、メッセージに「ポン」と添付するあれです。
「了解」「お疲れさま」「ありがとう」など、わざわざ言葉を打ち込むほどではない返信に使うととっても便利なスタンプ。
スタンプは、プロのアーティストや企業が公式で販売していることもありますが、個人が自作のものを販売することも出来るのです。
LINEでスタンプを販売する仕組み
LINEで自作のスタンプを販売するには、「LINEクリエイターズマーケット」に登録を行ない、自分が作ったオリジナルスタンプを審査してもらって販売をします。
基本的な流れはこんな感じ。
- LINEクリエイターズマーケットにアカウント登録する
- 自作スタンプにタイトルや説明文をつけて登録
- 販売できるか審査してもらう
- 審査が通れば販売開始
販売可能と判断されればすぐにスタンプを売れるのですが、田澤さんによると、販売されている数がかなり多いので自分のスタンプを見てもらうまでが大変なのだそうです。
たくさんの人の目に触れないとスタンプは売れないですが、いくら自分のスタンプをみんなに見てもらいたくても、公式から宣伝してくれるわけではないですからね。
田澤誠司さんも、自分のサイトやTwitterでスタンプのことをアピールして、売れるように頑張っています。
この辺は、minneにハンドメイド作品を出品する時と似ているような気がします。
https://senior-chiebukuro.com/entry/minne
LINEスタンプでどれくらい稼げるの?
70代でスタンプで1日8万円稼いでいる田澤さんの話を聞くと、「自分も今すぐスタンプを作って販売したい!」って思いますよね。
田澤さんのスタンプの売れる数は1カ月で約2万個とのことですし、売上は別として考えても、自分の作った物が沢山の人達に購入してもらえたという実績だけでも嬉しい気分になります。
作業時間は1時間ほどと言っていましたし、特に元手としてかかるお金もない。
ということで、誰でもすぐに稼げるから副業にはピッタリ!という気がするのですが、実際はどうなのでしょうか?
LINEスタンプで稼ぐのは難しい…
月に2万個のスタンプを売り、1日に8万円稼ぐこともあるクリエイターおじいちゃんを参考にすると、スタンプクリエイターは副業として稼ぐには最適の仕事のように感じます。
しかし、実際には「稼ぐ」と言えるまでスタンプを販売するのは至難の業で、1年間販売して手に入ったお金は1000円未満という人がほとんど。
田澤誠司さんの場合は、70代がスタンプ作成という話題性と、若い世代には絶対に思いつかないような絵柄の独創性があり、その2つが飛び抜けていたからこそ稼ぐことが出来たのです。
LINEスタンプが稼げない理由
- 数が増えすぎて出品後すぐ埋もれてしまう
- 拡散されて使う人が増えないと売れない
- 売れても手数料が引かれて半額以下になってしまう
このような理由があるため、LINEスタンプで稼ぐというのは難しい面が多々あるのです。
LINEスタンプで稼ぐ方法は?
ただ、そうは言っても「LINEスタンプを作って稼ぎたい!」という人も多いはず。
自分の作ったスタンプを誰かに使ってもらったり、それで収入が増えたりするのはとっても嬉しいですからね。
LINEスタンプのクリエイターとして上手に稼ぐにはどうしたら良いのか?
一番手っ取り早いのは、スタンプクリエイターで稼いでいる人の真似をすることです。
LINEスタンプで稼いでいる人には共通点があるので、とりあえずそれを全部守った上で、自分らしいスタンプを作れば田澤さんのように稼ぐことも夢ではありません。
LINEスタンプで稼ぐクリエイターの共通点
- SNSやブログで積極的にスタンプの宣伝をする
- オリジナリティを意識して、自分の世界観をスタンプに込めている
- どんどん販売数を増やす
おじいちゃんクリエイターのスタンプ作り
画像出典 / 田澤誠司おじいちゃんの夢を叶えるサイト
『ヒルナンデス』によると、75歳のスタンプクリエイター田澤誠司さんは、毎日のようにスタンプの制作をしているようです。
使っているのはイラスト制作のソフトではなく表計算ソフトのエクセルのみ。
エクセルの図形作成ツールを駆使してイラストを描き、思いついた言葉をつけるのですが、普通ではちょっと思いつかないような言葉や絵柄なので、そこが田澤さんの魅力になっているのでしょうね。
仕上げは夫婦の共同作業
田澤さんのLINEスタンプ作りは、まず田澤さんがエクセルでイラストを作って、それを奥さんが仕上げることになっているそうです。
奥さんの作業は線を滑らかにしていくことですが、「なんでこんなこと…」とぶつぶつ言いながら、すごく嫌そうにやっていたのが印象的でした。
スタンプのアイデアは日常の中で…
スタンプの絵柄ってどうやって思いつくのか疑問ですが、田澤さんの場合は書店に行って、色んなキャラクターの絵本などを見ることで思いつくことが多いそう。
また、定期的に通っている内科医院の待ち時間などもアイデアを練る時間に充てているそうで、その内科医院での診察を元に考えだしたスタンプもあります。
LINEスタンプで稼ぐにはアイデアとオリジナリティが大切!
今はプロじゃない個人が作ったLINEスタンプが溢れていますし、中にはアマチュアとは思えないほどのクオリティのスタンプもたくさんありますよね。
なので、これからLINEスタンプを作って稼ごうとするなら、技術よりもアイデアやオリジナリティが必要になってくると思います。
田澤さんのように70代という話題性があれば拡散されやすいですが、普通の人だと無理なので、やはりどれだけ魅力的な作品を作れるかというのが、LINEスタンプで稼ぐ秘訣になるのではないでしょうか。
https://senior-chiebukuro.com/entry/fukugyou_osusume