「冬は空気が乾燥するし皮脂もそれほど出ないから、朝の洗顔はしなくて良い」と思っている人は結構いますよね。
確かに秋冬ってただでさえ肌が乾燥してカサカサしているのに、さらに潤いを奪うような洗顔は避けたいものです。
ただ、そうはいっても、習慣になっている洗顔を本当にやめて良いのか…迷ってしまうこともあります。
そこで、今回は冬に洗顔はしなくて良いのかを調べてまとめてみました。
肌の乾燥に悩んでいるけど洗顔をやめられないという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
冬って洗顔しなくて良いの?
洗顔とは、洗顔フォームなどで肌を洗い流すことを言いますが、冬に洗顔をすると肌の潤いまで流してしまい、頬や額がつっぱってしまうこともありますよね。
洗顔後にかさついた肌を見ていると、洗顔なんてしない方が肌がキレイになるのでは…と感じることもあります。
そもそも洗顔は肌についた汚れや余分な皮脂、剥がれた角質などを洗い流すためにするものですから、乾燥した肌には必要無いのではないかと考える人もいます。
特に、朝の洗顔だとメイク汚れがないですし、わざわざ洗わなくて良いんじゃないかと思いますよね。
実際のところ、冬の洗顔はした方が良いのか、しなくても良いのか調べてみると…
半数以上の女性が冬の朝の洗顔をしていなかった!
大手美容サイトのアンケートによると、冬の朝に洗顔フォームを使っている女性は46%で、54%の女性が冬の朝は洗顔していなかったのです。
ということは、半数以上がすでに冬の朝の洗顔をやめていたんですね。
毎朝必ず洗顔をしている私としては少し驚きですが、やはり肌の乾燥を気にして洗うのをやめていたり、水かぬるま湯で流すだけにしている女性が多かったです。
とはいえ、洗顔フォームを使うと、そんなに肌って乾燥するのでしょうか?
試しに一度、洗顔フォームをやめてぬるま湯で流すだけに切り替えてみました。
すると確かに洗顔フォームを使うよりも肌のしっとり感は持続していて、化粧水をつけなくても、ある程度は潤っています。
ただ、しっかり潤っているわけでは無いので、結局は化粧水やクリームをつけることになるのですが。
冬の洗顔は肌に悪い?
冬の洗顔はやめた方が良いのか、洗顔フォームは肌の乾燥につながるのか、詳しく調べてみました。
その結果、美容の専門家の方は一様に「冬でも洗顔フォームを使って洗顔した方が良い」という意見でした。
理由は「たとえメイクをしていなくても、自分の汗や皮脂が酸化して肌トラブルを引き起こすため、冬の朝も洗顔をして肌をキレイにしてから化粧水などをつけた方が良い」ということです。
冬の洗顔には注意点も…
冬の洗顔では、春夏よりも刺激の少ない洗顔料を使うことがおすすめです。
冬の肌は乾燥によってバリア機能が傷付いていたり、敏感になっていることが多いため、春夏と同じ洗顔料を使うと肌トラブルや肌荒れに繋がってしまうことがあります。
なので、冬には冬の洗顔料を選んだ方が肌には理想的なのです。
季節ごとに洗顔フォームを買い替えるのは少し面倒ですが、肌荒れはニキビやしみにも繋がりますからね。
敏感肌用や無添加の低刺激性のものから、自分の肌に合うものを選びましょう。
ただ、敏感肌用でも肌トラブルが絶対に起きないわけでは無いので、自分の肌に合うかどうかは、きちんとテストしてみてくださいね。
冬の理想的な洗顔とは?
冬の理想的な洗顔は、低刺激の洗顔フォームで余分な皮脂や汗、汚れをしっかり洗い流し、化粧水やクリームで潤いをプラスする方法です。
洗顔フォームはしっかり泡立てると肌の負担が少なくなりますよ。
泡立てネットを使ってホイップ状にしてから洗って下さいね。私もいつもモコモコ泡を作っています。
洗い流す水の温度ですが、冬の水は冷たすぎて、肌の乾燥を悪化させることがあります。
ですから、洗い流す時はぬるま湯を使いましょう。
どうしても洗顔フォームは使いたくないという場合は、ぬるま湯でしっかり流したあと、化粧水で保湿します。
洗顔後に肌のつっぱりが気になる人は、洗顔料が肌に合っていないのかも知れません。
今使っている洗顔料を見直して、肌に優しいものに変えてみてはいかがでしょうか。
冬でも潤い肌を持続する方法
冬になると空気が乾燥するので、肌のカサつきは仕方ありません。
でも、できれば潤ったきれいな肌でいたいですよね。
冬でもカサつきの無いしっとり肌を持続するためには、洗顔をしたあとに洗顔料の成分をしっかり洗い流すことや、保湿成分の高いスキンケアを使うことが大切です。
化粧水や乳液は肌質によって使い分ける必要があり、冬のかさつきが気になる人は、乾燥肌用で保湿効果が高いものを選ばなくてはいけません。
冬だけ保湿液をプラスするのも良いですし、春夏のスキンケア選びとは違う視点で、商品を選んでみてくださいね。