ZOZOTOWNの送料、以前は買い物金額が4,998円(税込)以下の時は一律で399円(税込み)がかかっていました。
しかし、
10月からは『送料自由』になったのです!
送料無料じゃなくて、送料自由。
ちょっと聞き慣れない言葉かも知れませんが、「送料自由」になったことで、買い物をしたお客が自由に送料を設定できるようになったんですね。
ゾゾタウン送料自由とは?
2017年10月から始まったZOZOTOWNの送料自由は、買い物をしたお客さんが、0円から3000円の間で自由に配送料を決めることができます。
この「送料自由」が最初にアナウンスされた時には、「みんな0円にしちゃうんじゃないの?」「余った利益は宅配業者に還元されるの?」などと、様々な疑問や意見がネット上でも出ていました。
これに対して社長の前澤友作さんは、
「自由に価格を決めていただくことで、運ぶ人と受け取る人との間に、気持ちの交換が生まれれば素敵だなと思います」
とツイートしましたが、「気持ちの交換」って一体何なのか…具体的なことは書かれていません。
ただ、ZOZOTOWNの広報によると「増収を見込んだものではない」という事ですので、余った配送料をZOZOTOWN側が懐に入れるという事は無いのでしょうね。
まあ0円で設定する人が多くなると、増収どころか減収になってしまいますが。
送料自由だから0円にしてみた!
私はたまにZOZOTOWNで買い物をするのですが、5000円以下になることはまずないので、今までは自動的に配送料が無料になっていました。
でも今回「送料自由」になったことで、決済の時に配送料の設定をしなくてはいけなくなったのです。
いくらにしようかな…
100円?
いやいや500円くらい?
などと悩んだ末に「0円」にしてみたのです。
買い物金額は2万円超だったので、0円にしても良いだろうという気持ちと、どうやって0円にするか試してみたいという気持ちがありました。
すんなり0円には出来なかった…
配送料を0円にしようと決めて設定しようとすると…あれ?0円が設定できない?
ZOZOTOWNの送料設定のプルダウンメニューは100円からはじまっていて、0円を選ぶことができません。
どうやら、送料0円を選択するためには、自分自身で「0」を記入しなければいけないようですね。
プルダウンメニューの下にある「その他」にチェックを入れ、自分で0を書き込みます。
「0」を書く時、なぜかいつも来てくれるクロネコヤマトのお兄さんの顔が、脳裏に浮かびました。
なんだか申し訳ないような気持ちになったのですが、
『ZOZOTOWN送料自由』で余った分の送料は、今のところ宅配業者に還元する事は無く、ZOZOTOWN側の物流サービス向上への投資として使われる。
という記事を読んで、それなら買い物をしたことで売上に貢献しているし、だからもう良いかな…と、思い直しました。
スタートトゥデイ広報担当者はハフポスト日本版の取材に対し、宅配会社への還元方法について「現在、検討中」とした上で、「(これまでの送料による売上を)上回った送料は、皆様からの様々なご意見を参考にさせて頂きまして、宅配会社様ご協力のもと、物流サービス全般のレベルアップ、サービス向上・改善のための投資とさせていただく」と回答した。
まあ、5000円未満の買い物で送料を払わないのは気が引けますが、1万円くらい買い物をした時には、0円を設定しても良いような気がします。
ただ、もしも宅急便のお兄さんの懐に入るというなら、「いつもありがとうございます」の気持ちを込めて、送料を支払っても良いんですけどね。