ハンドメイド作品をアプリで販売出来る『minne(ミンネ)』ってご存知でしょうか。
私はこれまでに何度かminneに手作りの作品を出品しているのですが、思ったように売れずにかなり悩んでしまう時期が長かったのです。
人気の作品を見ては、「自分のもすぐに人気が出て、すごく売れるんじゃないかな〜」と期待しているのに、出品しても全く相手にされない日々…。
頑張って作った作品が売れないのは、すごく悲しいものです…。
「なぜミンネで売れなかったんだろう?」と落ち込みながら、あらためてミンネの人気作品を見てみると、ある共通点があることに気付きました。
ということで、今回は私のminne(ミンネ)体験談と、「こうすればミンネで売れるんじゃないか?」と思うminne攻略法をまとめてみました。
渾身の作品をミンネに出品しても売れなかった理由は?
私は子どもの頃から「ビーズステッチ」というものがすごく大好きで、ピカピカした小さなビーズの粒から素敵な絵柄が出来上がるということに、すごく胸がわくわくしていました。
大人になってからは、時間のある時にビーズステッチをしていた私。
ふと、「ミンネにビーズステッチの作品を出品してみたいな」と思ったのです。
私が作っているのは下記の本↓に載っているような「デリカビーズ」という筒型のビーズを使って、針と糸で仕上げるタイプのものです。
ビーズステッチは絵画のように作品を仕上げられるのが魅力で、色使いやデザインで自分の世界観を表現できます。
1粒1粒編み上げるので時間はかかりますが、できあがった時の達成感は大きいんですよね。
作品への愛着が強かった私は「ミンネに出品さえすればすぐにでも売れるはず!」と勘違いしていました。
でも、渾身の作品をminneに出品しても全く売れない…値段を下げてみても、売れる気配さえない…。
その時は「お金を稼ぎたい」という気持ちとは違って、「自分の作品を欲しいと思ってくれる人がいないのだ…」というショックがありました。すごく寂しかったです。
ミンネで売れやすいのは1000円以内のアクセサリーだった!
ミンネの人気商品、よく売れている作品はピアスやイヤリングなどのアクセサリーが多いです。
可愛い手作り雑貨は沢山出品されているものの、売れている人気作品のほとんどがアクセサリーだったことに私は気付きました。
そして、売れている作品は1000円以内のものがほとんどだということも分かりました。
ということは、ミンネでは数百円で買えるアクセサリーを求めている人が多数派なのだと感じました。
アクセサリーに加工すれば売れる?
私はまずビースステッチの作品をピアスやネックレスにしました。値段もこれまでより下げるように見直しました。
ただ、ミンネで売れている商品のように安く設定しようと思ったのですが、デリカビーズ自体が値段が高い上に、ひと針ひと針の作業で時間もかかるので、1000円でも赤字ギリギリ。
とりあえず1度買ってもらえればリピーターになってもらえるかも知れないし、と、思い切って800円でデリカビーズのピアスとイヤリングを出品しました。
お気に入りだけで買ってくれない…
出品してすぐに♡マークのお気に入りがたくさんついて、私のアカウントをフォローをしてくれる人も結構いました。
「これはすぐに売れるんじゃない?」と、期待が膨らみます。
しかし現実は甘くなくて、「お気に入り」に入れてくれるものの、買ってくれる人はあらわれなかったのです。
そうこうしているうちに「新着順」で表示されるページでの順位がどんどん下がっていき、ページに表示されなくなったら、誰も見てくれなくなりました…。
ミンネで作品を増やしてみれば売れるの?
minne(ミンネ)攻略みたいなブログを読むと、最初のうちはどんどん作品を追加していかないと、誰の目にもふれないから買ってもらえない、と書かれていました。
なので、作品をコツコツ増やして10個くらいにしました。
作品を増やすと「お気に入り」や「フォロー」は確実に増えるのですが、やっぱり売れません。
新着作品はすぐに埋もれてしまう
ミンネはどんどん新着の作品が出品されるので、新しく出品しても、すぐに埋もれて見てもらえなくなるように感じます。
大体は人気ランキングを見る人が多いと思うので、自分の作品までたどり着いてもらうのは本当に大変です。
どうにかして「注目の作品」に入れてもらえば、長い間トップページに表示されます。
でも、どうやったら「注目の作品」に選ばれるのか分かりません…
minne(ミンネ)注目作品に選ばれる方法
ミンネに出品された作品の中でも花形といえる、「注目の作品」に選ばれたい。
もしも選ばれたら、一気に作品が売れるはずです。
ミンネのヘルプページで「注目の作品」の選ぶ基準を読んでみると、トレンドや写真映えが大切だと書いてありました。
女子が憧れそうなオシャレな写真で、流行に合わせた作品を出品すれば選ばれるみたいです。
流行…
写真映え…
「ただ可愛い作品さえ作れば勝手に売れていくだろう」と考えていた私は、この時点でかなり心がくじけました。
普段からSNSとかでオシャレな写真をアップしている人なら、そういうのも得意でしょう。
でも、『写真=子どもの成長記録』くらいにしか思ってないような平凡なアラフィフ女性に「写真映え」とか言われても、何をどうすれば良いのかさっぱり分かりません…。
ミンネの選考基準を読んでから「注目の作品」をあらためて見てみると、確かに写真の撮り方がすごく工夫されていて、めちゃくちゃオシャレな写真ばかりでした。
地道に続けていたら売れる?
オシャレな写真を撮ることには全く自信が無いので、とりあえず作品作りだけは頑張ろうと、それからも5個くらい作って出品しました。
たぶんそれなりにたくさんの人には見てもらえたと思うのですが、やっぱり「注目の作品」に選ばれることはなく、1つも売れませんでした。
最初に出品してから2カ月くらい、プロフィールページを可愛くしたり、トレンドっぽい作品を作ってみたり…。
自分なりに努力したけれど売れなかったので「これ以上時間はかけられない」と思って、やめてしまいました。
もしかしたら続けているうちに何かが売れて、そこからどんどん注文が舞い込んだかも知れないのですが、自分には「売れるか売れないか分からない物を作り続ける」というのが向いてなかったみたいです。
minneミンネで売れるためのポイント
いったんミンネの出品をやめてみて、客観的に見てみると、「こうすれば売れるのかも知れない」という攻略法が分かるようになりました。
1.ミンネをインスタグラムやTwitterと連携する
まず、自分の作品をたくさんの人にみてもらうためには、SNSと連携して、自分から集客をしないとダメなのだと思います。
ミンネに作品を出品する度に、自分のTwitterやインスタグラムでも紹介して、出来るだけ多くの人の目に触れるようにした方が良いと思います。
ミンネで注目の作品に選ばれたら売れやすくはなりますが、それはミンネ側が決めることなので自分ではどうにもなりません。
それなら、自分から動くしかないのかなと感じます。
2.値段はできるだけ下げる
次のポイントは、やはり材料費を抑えて売値を安くすることです。
ミンネは女性中心で利用するアプリですから、気軽に買える値段をつけてあげないと、やっぱり売るのは難しいです。
値段設定は1000円以内が基本で、できるだけ安い方が良いでしょうね。
赤字が出るほどだと意味がないですが、作品と値段の釣り合いが取れていて、買った人が「得をした」と思えるくらいの金額にすると良いと思います。
3.個性的で市販品にはない魅力を追求する
ミンネに求められている商品価値は、「他には無いオリジナリティのある作品」です。
大量生産された市販品には無いような、個性的なデザインだったり、斬新なアイデアだったりが、ミンネを利用するお客さんには気に入ってもらえるのだと感じました。
大勢の人を相手に無難な作品を作るより、独創性のあるユニークな作品の方が「こういうのもあるんだ、面白い!」と感じてもらえて購入に繋がります。
食品も出品できるようになった
ミンネは最近、パンとか焼き菓子とかの食品の出品にも力を入れているようです。
パンやスイーツ作りが趣味な方は多いですが、素人が食品を販売できるサイトって少なかったので、ミンネで売り買いができるのって嬉しいですよね。
私は食べる専門ですが…、お店のスイーツより手作りの方が美味しいと思うので、今度はお客さんとしてミンネで買ってみようかと思っています。
「もともとお菓子作りが得意だ」という人は、お小遣い稼ぎに出品してみると、ハンドメイド雑貨より稼げるかも知れませんね。
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