年を重ねて仕事がひと区切り付いたら、次はボランティア活動で社会のために貢献するのもオススメです。
ボランティアは基本的に対価はなく、ただ人のためや社会のために何かアクションを起こします。
無償なのに大切な時間は使えないと思う人もいますが、誰かの役に立つことをすると自己肯定感が高まり、自分自身のやる気や生きがいに繋がっていきます。
さまざまなボランティア活動の中から自分の性格にあったものに出会う事が出来れば、人生はより充実したものになって、有意義な時間を過ごす事が出来るのです。
ボランティア活動を選ぶ3つのポイント
今やボランティア団体は無数にありますから、どれが自分に向いているのか、見つけだすのは大変です。
そこで、闇雲に参加するのではなく、最初に「自分はどんなボランティア活動をしたいか」「どういう人達の役に立ちたいか」を、整理して考えてみてください。
なぜボランティアをしたいのか?という「きっかけ」になるものを自分自身に問いかけて、目的別で活動内容を選ぶようにすると失敗が少ないです。
ボランティア内容を選ぶポイントを3つに分けてみましたので、こちらも参考にしてみてくださいね。
ボランティアで「やりたかったこと」を叶える
今までは仕事が忙しくて新しい事への挑戦なんて出来なかったけれど、これからは今まで自分が「やりたい」と思いながらも出来なかった事に挑戦してみたい。
そんな動機でボランティアを始める人も多いです。
例えば、アートが好きな人なら美術館や博物館のボランティアをすれば、仕事をしながらアートに触れることができます。
ボランティアを募集している美術館はたくさんありますし、仕事自体も展覧会で来館者の案内をしたり、郵便物の仕分け作業など、誰にでもできる簡単なものばかりです。
ずっとやってみたかったことがボランティアをきっかけに出来るようになると嬉しいですよね。
自分の「やりたかったこと」を叶えながら、社会の役にも立つのは理想の働き方だと言えるのではないでしょうか。
ボランティアで趣味や特技を活かしたい
趣味や特技を発揮できる場がなくて残念に思っている人も多いですが、そういう人こそボランティアをするべきです。
例えば、英語が得意な人が外国人観光客向けのガイドを引き受けたり、手芸が得意な人が働くお母さんのかわりに子供の手提げバッグや巾着袋を手作りしてあげたり。
趣味や特技を活かしてボランティアすれば、喜んでくれる人はいくらでもいます。
また、講演会やセミナーの時の一時保育で、子育て経験のあるボランティアが募集されていることもありますね。
自分がこれまでに培った事が誰かのために役立って、喜ぶ顔が見られるというのは本当に嬉しいものです。
「これなら私にもできる」と思えるような特技がある人は、ぜひそれをボランティアで発揮してみて下さい。
人の役に立ちたいからボランティアしたい
何が目的というわけではなく、とにかく人の役に立ちたいと思ってボランティアを始める人はたくさんいます。
誰かのため、社会のために役に立つ事が出来れば、自分自身の存在価値を確かめる事もできるのです。
年齢を重ねると、どうしても昔のようにはキビキビと動けない。物忘れも増えてきて、「自分ってダメだなぁ」と感じてしまうこともあるでしょう。
そんな時でも、ボランティア活動をする中で自分が人の役に立っている、感謝してもらえていると思えるだけで、「自分もまだまだ捨てたものじゃない!」と元気になれますよね。
誰かに親切にすると、必ず自分にかえってくるのです。
今現在「自分に自信が持てない」「人生の目標を見失ってしまった」と感じている人は、ボランティアに参加する事で、きっと心境の変化があらわれてくると思います。
ボランティア活動を探す方法
ボランティア活動は各地にあるボランティアセンターで募集しています。
市区町村でボランティア募集や活動紹介をしていることも多いので、まずは住んでいる地域の公式サイトをチェックしてみることがオススメです。
また、美術館ボランティアなどは施設ごとに募集されていますので、それぞれ問い合わせてみてくださいね。
自分が参加できる頻度や時間帯など、具体的な事をメモしてから問い合わせると相手にも伝わりやすいですよ。